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JF鳥取淀江釣漁研究会(淀釣研)とは?

 JF鳥取淀江釣漁研究会、通称「淀釣研(よどちょうけん)」は、淀江釣漁のエキスパートグループです。

 

 グループ加入には活締め、高鮮度維持、漁獲物の取扱についての学科試験及び実技試験を行い、試験に合格した者のみに淀釣研認定のシールが与えられる。

 認定後には、定期的及び対象者を無作為に選定し、抜き打ちで漁獲物の放血状態等を確認する解体検査を行う。ここで、一定の基準を下回ったものは、淀釣研認定シールの使用を一時的に凍結するという内部規定を設定し、常にグループ全体で一定以上の品質が保たれるように取り組んでいる。

淀釣研 活動記録

平成27年7月26日  第1回 グループ会議

 

グループ立ち上げの為、有志漁業者6名が集まり記念すべき第1回目の会議を行いました。

 

今回は、グループの名称を選考し・・・

 

JF鳥取淀江釣漁研究会、通称 淀釣研(よどちょうけん)に決定しました。

平成27年9月8日 第2回 淀釣研会議

 

第2回目の会議では、箱詰め方法、活〆の方法について検討しました。

箱詰めに関しては、緩衝材のサイズ、ビニールパーチのサイズ変更について。

活〆方法については、淀釣研メンバーが2パターンの〆方を検証してみる事になりました。

この検証は、後に〆方を統一する上で大変重要な検証になります。

平成27年9月21日 

淀釣研 活〆検証操業及び放血確認

 

本日は、メンバー5名と漁協職員1名が2パターンの〆方、野〆、わざと魚を暴れさせたり、〆る際に魚体を押さえつけて〆るなど様々な扱い方をし、帰港後放血状態の確認を行いました。

各自2本づつ提供してもらいました。

きちんと活〆したものは、ご覧のようにほぼ血がでていません。ちゃんと放血し、魚体からほとんどの血が抜けています。

 

次に野〆(活〆せずに釣り上げてすぐ保冷庫にいれたもの)の写真です。

まな板に多量に血が溢れています。

このような状態の魚は食べた時に生臭みや雑味がします。

という事で、実際に刺身にして食べ比べてみました。

ちょっと分かりにくいかもしれませんが、活〆したサワラの刺身を乗せていた皿はきれいですが、野〆の刺身を乗せていた皿には、うっすらと血が滲み出ています。

実際に食べてみると明らかに違いが分かります。

魚釣りをされる方は知っているかもしれませんが、〆た魚は本当に美味しいです。(正しい〆方をした場合ですが・・・)

それに、活〆してない魚に比べ鮮度落ちが遅く日持ちがします。

平成27年10月2日 第3回淀釣研会議

 

本日は淀江の寒鰆のブランド名を決定しました。

その名は・・・淀江がいな鰆!!

 

そして、鳥取県水産試験場より太田氏を講師に迎え、さわらの生態等についての講習会をしました。

講習の後、淀釣研発足メンバーのみで認定試験を開催。

発足メンバーは無事合格ラインを突破致しました。

 みなさん真剣に講義を受けています

 試験中  黙々と試験問題に向かっています

平成27年11月13日

山陰米子がいなもんを楽しむ会

無事に終了しました。

会場には関係者を含め、新聞社、フードアナリスト、参加者等で約70名程の参加者に淀江寒鰆を使用した料理が稲田屋さんにより振る舞われました。

実際に調理して頂いた稲田屋さんからは大変良い評価を頂きました。

 

また、山陰中央新報社さん、日本海新聞社さんの2社に新聞記事で取り扱って頂きました。

 

今後更に淀江寒鰆の知名度が上がる様頑張って行きたいです。

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